『2/16 在宅診療の実態』
2/16 在宅診療の実態
24時間体勢で往診や訪問看護を実施する在宅療養支援診療所は2006年の第五次医療法改正で新設されましたが、実際の診療に1人で当たっている診療所は全体の72.4%になることが、日本医師会の調べで分かりました。そのうち、緊急時の対応を1人の医師で行なっているとの回答が89%となっており、他の医療機関などとの連携が取れていない現状が明らかになりました。(日医総研2/13発表「在宅医療の提供と連携に関する実態調査」より)
一方で今後の展開として、在宅医療を減らしていく方針である診療所はわずか6%に過ぎず、経営としての魅力はあることも分かります。2/16 在宅診療の実態
今後の在宅のあり方としては、周囲の在宅診療所との連携をとり、医師一人一人の負担を減らして行くことが大事です。そのために、個人単独での開業ではなく、医師会などのネットワークを活用することが必要です。
また、メリックスコンサルタンツなどのコンサルタント会社などが関わりのある既に開業済みの在宅診療所と提携することも、有効な開業方法といえます。