『5/20 日本の新型インフルエンザ対策』
『5/20 日本の新型インフルエンザ対策』
兵庫、大阪を中心に日本国内でも新型インフルエンザが広がっています。
その対策としてのワクチンは、国内での生産は、デンカ生研、北里研究所、阪大微生物研究所など、非企業での生産ばかりで量産体制は敷けません。海外でもワクチン大手の英グラクソスミスクライン(GSK)に集中し、イギリス政府から6千万本、フランス政府から5千万本を受注し、ベルギー、フィンランドもGSKへ発注したとのこと。また、アメリカ食品医薬品局は同じくワクチン大手の仏サノフィグループに供給を託しているとのことです。
世界の約70%のタミフルを処方されている日本国内では、各メーカーが国産のインフルエンザ治療薬の開発を進めており、第一三共、塩野義製薬、富山化学工業が新薬の来年からの販売を目指しているようです。
一番進んでいる第一三共の吸引薬が年内の承認申請の見通しとのことです。