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『新型インフル 8週間で作れるワクチン』

『新型インフル 8週間で作れるワクチン』

新型インフルエンザの大流行に備え、創薬ベンチャー企業「UMNファーマ」(秋田市)は、国内初の細胞培養法で作ったワクチン「UMN―0501」の臨床試験を開始した。

鶏卵を使う従来の方法では、ワクチン製造に約半年かかるが、細胞培養法を使えば、製造期間が約8週間と3分の1程度に短縮できる。

新型インフルエンザが大流行した場合、日本では最悪の場合で64万人が死亡するという試算がある。細胞培養法によるワクチン製造は、新型インフルエンザの大流行時に素早く量産できる。

今回の方法は、米国の企業が開発。蛾(が)の細胞を培養、そこでH5N1型の鳥インフルエンザウイルスの一部を増やして、ワクチンに使う。臨床試験では、125人にワクチンを接種し、年末までに安全性などを確かめる。

(記事提供:読売新聞)

http://www.carenet.com/news/det.php?nws_c=4536
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