『8/5 世界初、感触を伝える手術ロボ開発…慶応大』
『8/5 世界初、感触を伝える手術ロボ開発…慶応大』
慶応大学は4日、患者に触れた感覚が術者に伝わる「手術支援ロボット」を世界で初めて開発した、と発表した。
開発したのは、大西公平教授(電気工学)と森川康英教授(小児外科)の研究グループ。
今回開発されたロボットは、腕の先の鉗子が患部に触れると、変形の加速度を瞬時に数値化。それを特殊モーターで忠実に再現することで、遠隔操作する医師の手に触感を与える。触覚機能を持った手術支援ロボットは、血管をつなぐ際、適切な強さで手術糸を結んだり、手では届かない患部の触診に役立つという。
(読売新聞 2010年8月5日)